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第5章 「数字」が読めると本当に儲かりました
なぜ、会社にお金が残らないのか?(資金繰り)「資金繰り表」をつけてみる限界利益の考え方をもとに経営していった結果、僕の会社の業績も徐々に回復しつつあります。 そのころ、「そろそろ会社のお金の流れについて、自分の目で見て確認しておいたほうが... -
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会計はだまし絵、隠し絵だ―会計の本質と損益計算書のしくみ
築地の会席料理屋築地にある料亭の個室で、由紀は安曇の到着を待っていた。 先週、思い切って安曇にコンサルを依頼してから、由紀はかすかな希望がわいてきたような気がした。 相談相手がいることで、こんなにも精神が安らぐとは思ってもいなかった。 それ... -
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現金製造機の効率を上げよ―バランスシートを理解する
銀座のレストランエレベータをおりた瞬間、由紀は自分が日本にいることを忘れてしまった。 きらびやかな装飾を施したこの空間はどう見てもフランスだ。 赤い絨毯を敷きつめた階段を下ると、ウェイターがやってきて由紀の耳元でささやいた。 「安曇さまがお... -
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大トロはなぜ儲からないか?―キャッシュフロー経営とは何か
千駄木の寿司屋由紀は安曇の指示通りに不要資産をリストアップしたものの、その数が多いのに唖然とした。 特に目立ったのは、使っていないミシンと裁断機だった。 なかでも一番大きな問題は北海道工場だった。 この工場は従業員に支払う給与さえも稼いでい... -
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テストの見直しをしない子は成績が悪い―経営計画と月次決算のPDCAサイクル
自宅でのレクチャー損益計算書、バランスシート、キャッシュフロー計算書のすべてに、それを読み解く絵(鍵)が隠されていることを知ってから、由紀は決算書を読むことが楽しくなった。 この日も1日中、数年前からの決算書に注意深く目を通した。 こうし... -
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餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?―利益構造と損益分岐点分析
蒲田の餃子屋安曇が指定した店は蒲田駅のそばにあった。 お世辞にもきれいとは言えない店内は、大勢の客でごった返していた。 ここは人気の餃子屋だ。 安曇と由紀は向かい合って座った。 制服なのか普段着なのか見分けがつかない薄汚れた服を着た店員がや... -
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シャネルはなぜ高い?―見えない現金製造機とコーポレートブランド経営
丸の内のワインレストラン由紀は丸の内の「仲通り」を有楽町に向かって歩いていた。 世界の有名ブランド店が軒を連ね、ビルのあちこちからピアノやバイオリンの生演奏が聞こえてくる。 安曇が指定した場所は、この通りにあるワインレストランだ。 その店は... -
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整形美人にご用心―粉飾決算の見破り方
内幸町の中華レストランワインレストランでのレクチャーの翌日、由紀は役員と管理職全員を集め、女性服と子供服を残して他のブランドは廃止する、と伝えた。 由紀は子供服を廃止するかどうか迷ったが、残すことにした。 仕事も子供も、そして家庭も、女性... -
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殺風景な工場ほど儲かっている―原価管理と活動基準原価計算
神田のそば屋ブランドの絞込みによる効果はてきめんだった。 婦人服と子供服だけに特化してからは、資金繰りが目に見えて楽になった。 営業部の努力で販売数量も増えてきた。 ところが、売上値引きも多くなったため、純売上金額はあまり増えなかった。 利... -
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決断 進むか、退くか―機会損失と意思決定
原価引き下げの3つの提案翌日、由紀は林田製造部長を呼んで、今後の原価計算の方針を話し合った。 林田は、「いままで何度も原価計算を試みましたが、いつも従業員の反発で失敗しました。 今回は全社プロジェクトですから必ず成功させます」と力強く言っ...