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プロローグ 1997年 12月 24日
社長失格ぼくの会社がつぶれた理由電子書籍版データ作成日 2012年 12月 25日 第 1版著 者 板倉雄一郎発行者 瀬川弘司発行所 日経BP社 © Yuichiro Itakura 1998 ●この電子書籍は、日経BP社より印刷物として刊行した『社長失格 ぼく... -
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[第 1章]創業1984年2月 ~ 92年9月
一九八四年一一月一六日。時計はそろそろ正午を示そうとしていた。前日の深酒が祟ったのか、その日は朝から体調がよくなかった。布団から身体を起こすのがおっくうだった。駄目だ、今日は会社を休もう。ぼくは受話器を取って耳にあて、オフィスに電話を... -
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[第 2章]展開 1992年 10月 ~ 95年8月
ハイパーダイヤルは、ダイヤルQ2の規制で出鼻をくじかれてしまった。だが悩んでいても、事態は好転しない。とにかく客を増やそう。ぼくは雑誌媒体と提携を結ぶべく、とりあえず営業活動に力を入れた。 九二年一〇月、新人女性社員を一人連れてぼくが... -
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[第 3章]ハイパーシステム1995年9月 ~ 97年1月
一九九五年は、日本で「インターネット」なるものが本格的にブームになった年である。専門雑誌がいくつか立ち上がり、インターネットの名がついた本がやたらと書店に並んだ。 とはいっても、一般人の間でインターネットの人気が沸騰している、とい... -
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[第 4章]転落1997年2月 ~ 10月
おれはもしかしたら、経営者に向いていないのではないか? 社長という肩書きを持って一五年。ぼくは年が明けて以来、ときどきこんなことを思うようになった。あまりに多くのトラブルが続いていた。一つ一つには個別の原因があったが、それらを同時... -
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[第 5章]倒産 1997年 11月 ~ 12月
ぼくは、完全に神経がやられてしまった。 もはや正常な心を保つには、すべての意志や野望をすべて捨て、ハイパーネットという会社をひとごとのように客観的に見ることにして、自分自身と切り離すしかなかった。 ぼくはこの会社の全責任を負っていた。... -
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エピローグ]再び、
エピローグ]再び、 1997年 12月 24日 スピーカーからぼくの名前を呼ぶ声がした。 まるで市役所に住民票を取りに来たときのような平板なアナウンスである。違うのは、呼ばれたときに「恥ずかしい」とこちらが感じてしまうことだった。ここで「イタ... -
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01儲かる社長は「儲かる」という言葉を発し、ダメ社長は「貢献」という言葉を発する。
はじめに「日本経済はようやく景気が回復してきました」 最近こんな話題がメディアで報道されていますね。 あなたは景気が上向いているという実感が湧いているでしょうか? おそらく二つ返事で答えられる人は多くはないでしょう。実際、多くの中小企... -
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02儲かる社長はいつも不安を抱え、ダメ社長は自信満々。
私が、これまで 3万人以上の社長と会って気づいたことがあります。それは、会社の業績と社長の心理状態には密接な関係があるということです。 ・自信満々でポジティブな雰囲気を漂わせている社長 ・ネガティブな不安を口にする社長 大きく分けて 2... -
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03儲かる社長はワンマン経営で、ダメ社長はチームプレー重視。
「ワンマン経営」というと、よくないイメージで語られることが多いですね。「他の社員などの意見を聞かず、独裁的な経営を行うこと」という意味で、多くの弊害があるといわれています。 しかし、「ワンマン経営」が必要な場合があります。それは、創業し...