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情報環境整備に取り組む

樹木で最も重要なのは、根でした。根の上は「幹」です。細い幹の樹木に豊かな実りは期待できません。根が整ったら、今度は幹の充実が必要です。会社で幹に当たるのが、「情報環境整備」です。

目次

情報環境整備とは

根が吸い上げた養分は、幹を通じて最後は花や実に至ります。同じように、情報の伝達が遅かったり、コミュニケーションが不足していたりする会社の業績は伸びません。情報環境整備とはコミュニケーションの促進です。コミュニケーションなくして、現場力が高まることはありません。情報環境整備では、まず、次の2つを徹底してください。

  1. 時間を守る
  2. 報告の内容を統一する

時間を守る

情報を滞らせない感性を養うためには、「時を守る」ことが効果的です。たとえ1分でも遅刻は遅刻です。相手を待たせるということは、他人の時間を盗むことです。してはいけない行為だと理解し、時を守ることを習慣化するのです。

報告の内容を統一する

次に、報告です。

まずは、①「数字報告」です。数字は、さまざまな決定の根拠となります。

次に、②「お客様の声」です。ただし、クレームのように緊急を要するものは最優先にしなければいけません。

そして、③「ライバル情報」があります。

④が「本部・ビジネスパートナーの情報」です。

最後が⑤「自分の考え」です。

一口に報告と言っても、このように「5つの情報」に基づいて実践するかどうかで、結果は劇的に変わります。ただ部下に「報告しろ」と言うだけでは動かないのが普通の社員です。

もし、「部下がほしい情報を上げてこない」「事実と意見がごちゃごちゃで、判断に困る」といった悩みがあれば、それは、指示している側の責任です。情報の環境整備は、報告するもの、しないものを決め(整理)、何をどの順番で報告するかを教え(整頓)なければなりません。

仕事をしていく上で、人は、日々さまざまな意思決定を繰り返しています。これは、社長も一般社員も同じことです。決定を迷うのは、それが正しいかどうかの判断がつきかねるときです。現実には、やってみないとわからないことも多々あるので当然です。

しかし、いつまでも悩んで、決定をくだせないでいるのは問題です。やってみて失敗ならやり直せばいいのです。

「現実」「現場」「現物」から離れた意思決定は失敗する

ただし、「これだけはやってはいけない」という決定があります。「現実」「現場」「現物」から離れた意思決定です。現場を知らず、机上の理論だけで決定を下すことだけはしないでください。経営はギャンブルではありません。現場を知らずに下したイチかバチかの判断が問題の改善につながっても、「結果オーライ」で、たまたま成功しただけ。次はどうなるかわかりません。

現場を知らないために、うっかり上手くいっているところに手をつけたら悲惨です。「この点は問題ありません、変えなくていいですよ」と教えてくれるのは、現場のお客様です。そこを変えたらどうなるでしょうか。せっかくの教えを一方的に踏みにじられたのですから、お客様は離れていきます。

ライバルの頑張りではなく、自分の判断ミスでお客様をライバルに奪われてしまうのです。意思決定に際しては、とにかく現場を重視することです。現場がわかる情報環境整備をしましょう。

5つの情報に基づいた報告もその1つの方法です。そして、直接、現場に出向くことが必要です。現場の空気や従業員の表情や声色といった、書面での報告では絶対にわからないところが肌で感じられます。実は、そのような言葉ではわからない部分にこそ、真実が潜んでいます。書面上は上手くいっている店舗も、従業員の表情が暗ければ、何か問題があるはずなのです。

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