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47儲かる社長は著名人と仲良くなり、ダメ社長は著名人の威を借りる。

社長のなかには、政治家や芸能人など著名人と親密であることをアピールしようとする人がいます。  社長室に、著名人とのツーショット写真を飾っていたり、大物芸能人の名前をあげて「俳優の ○ ○とはよく一緒に飲んでいる仲でね」という話を自慢げにしたりします。  そんな話を聞いた側は、「へえ、あの ○ ○さんとお友達ですか。それはすごいですね!」と、一応、驚いて称賛の声をあげますが、内心はそれほど面白い話ではなく、単なる自慢話にしか聞こえなかったりするものです。  ところが、当の社長のほうは、著名人の話を夢中になって続けています。よくよく聞いてみると、それほど仲がいいというわけではなくて、数回会って自分がファンになっているだけということも多々あります。  このような社長の会社の経営状態をみると、多くの場合あまり儲かっていないものです。  一方、真に儲かっている社長は、著名人の名前を出して自慢するということはまずありませんが、親しい友人のなかに著名人がいるということが珍しくないのです。仲良くしている著名人がいても、あくまでも友人の 1人に過ぎないので、ことさらに他の人にいうこともありません。  飲食店を経営している k社長は、東京都内に次々と業態の異なる店舗を出しており、いずれも軌道に乗せている人です。 k社長は人柄もいいので、いつも友人たちに囲まれていました。   k社長は自分の店を利用して、経営者が集う会を開催しており、それがしだいに活況を呈するようになりました。いつしか、上場企業の役員や、誰もが知っているような芸能人も集まるようになり、 k社長は彼らと普通に友人として一緒に飲む仲になったのです。   k社長は、他の友人たちのビジネスに役立てるなどの目的があれば、著名人を紹介することはありますが、自分のために著名人の名前を利用することはありません。いくら著名人でも、あくまでも友人の 1人という扱いで淡々としていたのです。  また、学習塾を経営している l社長も、順調に塾の店舗を増やしています。  学習塾はどこも競合が激しいので、地域に合わせて特徴を持たせるとともに、子供の親に信頼されるような講師や社員を集めることも重要です。 l社長は、人脈を生かして優秀な講師を集めています。   l社長も、自分が経営者を集めた飲み会を主催しており、しだいに仲間が増えていきました。  その会では、各経営者たちの業界の話や地域情報などが話題になり、お互いの知り合いやお客さんを紹介し合うこともありました。  その過程で、参加していた経営者の紹介で、プロスポーツ選手たち数人と友人になったのです。ビジネスとは全く関係がないのですが、塾に通う子供たちの親たちが「選手に会いたい」といえば、一緒に食事をする場を設けるようにしています。   k社長と l社長の事例で理解していただきたいのは、著名人と知り合う方法のことではなく、絶えず人脈構築していくことが事業拡大のカギを握っているということです。   2人の社長に共通するのは、人が好きで意識することなく自然と人脈を構築する行動をしているところです。その人脈のなかに、たまたま著名人が入ってきたということですが、両社長が事業を発展させることに成功しているのは、著名人の有無は関係なく、うまく人脈を拡げているからです。  項目 43で述べたとおり、真に役立つ情報は人を介してしか入ってきません。  儲かる社長はそれをよくわきまえていて、初対面の人に会うとその人の話をじっくり聞こうとします。「何か参考になるような情報はないか」と思いながら真剣に聞くので、相手も喜んで知っていることをオープンに話そうします。  事業を拡大して儲っている社長の多くは、既存の人脈で満足することなく、次々と新しい人脈を構築する活動に積極的に取り組んでいるということです。  また、自らがコミュニティを形成していくことで、人脈の層が厚くなり、ビジネスチャンスが広がることにもつながります。  あなたが、会社の事業の拡大を願うなら、ぜひ新たな人脈を構築することに挑戦していただきたいと思います。 47/儲かる社長は、事業を成功に導くために、人脈を大切に構築している!

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