前項までで説明した資金別貸借対照表は、佐藤幸利先生が開発したものを古田土会計流に応用したものですが、そのベースは一般的な貸借対照表にあります。あくまでも貸借対照表と損益計算書の内容を、現金収支という視点で4つの要素(損益資金、固定資金、売上仕入資金、流動資金)に分けて分析し直しているに過ぎないので、これまでの経営の蓄積である各費目の残高が反映されるのです。しかしこれだと、今月の資金の動きはどうだったのか、あるいは先月の資金の動きはどうだったのかという短期的なお金の流れを把握するには不向きです。そこで、短期的なお金の流れを把握する上では、「古田土式キャッシュフロー計算書」が重要なツールとなります。古田土式キャッシュフロー計算書を見れば、〝当月儲けた利益はどこへ消えたのか〟ということを把握できます。
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