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9  中小企業は「形の違う石」で石垣を作る

 中小企業では、「社長の価値観に共鳴できる」という柱が通ったら、あとはバラバラであっても構わない、むしろバラバラであるべき、と私は考えています。  お客様にもいろんなタイプがいて、価値観もさまざまですから、お客様にストレスなく対応してくれるのは、さまざまな価値観を持ったスタッフであり、いろんなタイプがいなければ、お客様を満足させる対応ができないのです。  納めた商品が不良品で、お客様からクレームがあった場合で考えてみましょう。  お客様はどのようにすれば対応に満足されるでしょうか。  あるお客様は、「謝罪があるのが筋」という価値観をお持ちで、担当の営業マンが即座に謝罪に行ったことに満足されました。  しかし、別のお客様は「ただ謝りに来られても意味がない。謝りに来る暇があったら、不良品を修理、交換してくれたほうがよっぽどいい」と考えるかもしれません。  このとき、「クレームがあったら何よりも謝罪」と考える社員しかいなかったら、お客様はまったく満足されず、新たなクレームになってしまうかもしれません。  お客様の価値観の数だけ、対応できる社員の価値観も多くあるべきで、社長は社員 1人ひとりを形の違う石として活かした組織を作る必要があります。  武田信玄は「人は石垣  人は城」と言いましたが、会社でも人は石垣であるべきです。   1人ひとりが形の違う石だと、組み合わせて積み上げていくのは大変で、時間も手間もかかります。  しかし、一度組み上がれば、とても強固でそう簡単には崩れないものになります。  1つひとつが形の違う石であるために、業界の経験者という「同じ石」に近い人たちよりも、業界も経験もバラバラな人を採るのがよいと私は考えます。

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