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12  ライバルと「競争」などしない

「ライバルと競争」とよくいいますが、競争なんてしている暇はないんです。  そんな暇があるのなら、もっとお客様の方を向いてください。  他社の値段ばかり気にして、他社より少しでも安くしようとばかり考えている人がいます。  これって、お客様の方を向いてないのがわかりますか?  競合他社の方ばかり見ていますよね。  儲けること、会社を維持することばかり考えてしまっている状態です。  そう思うと、急に苦しくなってしまいます。  成功する人にとって、ビジネスは、仕事は、とても楽しい行為です。  ライバルを蹴落とす、ライバルに勝つ必要はありません。  勝つべきはライバルではなく、現在の自社、現状に甘んじている自社なのです。  もしあなたの仕事が楽しくなかったら、「本当にお客様の方を向いているのか?」を考えてみてください。  楽しんで行動し利益を出している会社が、たくさんあるんですから。  成功している会社には、ライバルに役立つ情報を教えたりしているところもあります。  成功する人は、他人の成功を手伝えば自分の成功にもつながると知っていて、業界全体のレベルが上がれば必ず繁栄することを知っているのです。「何か売れるものはないか」ではなく、「何が今の世の中に必要なのか?」「何を今の人々は必要としているのか?」「私の得意とするところで貢献できることは何なのか?」。「どうしたら売れるのか、どうしたら利益が出るのか」ではなく、「世の中に何が必要なのか、お客様は何を求めているのか」  お客様の思いに気づくことが必要です。「お客様は、モノが欲しいわけではない」  お客様は、なぜ掃除機を買うのか?  大きな音のする機械が欲しいわけではないですよね。部屋をきれいにして、気持ちよく過ごしたいんですよね。  気持ちよい日々が欲しいから掃除機を買うんですよね。  商売で悩みにぶち当たる人は、この認識がズレているんです。  大切なのは、どうしたら利益が出るのかではなく、どうしたらお客様の求めているもの、お客様自身も気づいていない、欲求に応えられるかを考えることです。  お客様を喜ばせることができたら、ご褒美がもらえる、それが利益なんです。  その思いがあれば、アイデアは街を歩いていても自然と出てきます。  その気持ちがあれば、自然とそれらを見つけようと努力し始めるのです。

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