「ありがとう」と言われるのは、誰でも嬉しいもの。 お客様を喜ばせることで、社長も従業員も幸せになっていきます。 お客様を喜ばせることは、それ自体が喜びに満ちたものなのです。 ある訪問診療の歯科の先生が、寝たきりのご老人のお宅を訪問したときのこと。 家族の方から、何年も寝たきりで起き上がることはできないと聞かされました。 その先生が誠心誠意、そのご老人の歯を治療してあげたところ、何回目かの訪問でそのご老人が座っている光景を目にされました。 そのご老人は、生きる望みを失っておられたとのこと。それを先生が歯を治療してあげることで、ご飯がおいしく食べられるようになり、生きる喜びを感じられ、起き上がることができたのだそうです。 ご老人のご家族はこの先生のファンになり、知り合いにこの話をしていったので、ご近所一帯がこの先生のファンになりました。 こういう喜びを動力にした社長たちは、他社と競争するという発想はありません。お客様を喜ばせて、自分のファンを増やすだけ。それだけで売上が上がっていきます。会社がうまく回っていきます。 私は「幸せパンチ」を提唱しています。 誰かを殴ったら、殴り返される。 人は自分がされたことを、相手にもしたいと思うもの、よく知られている「返報性の法則」ですね。 相手に幸せをぶつけたら、相手は幸せを返そうと思います。 さらに、この幸せ貯金は実は利息がつくんですね。 わかっている人は、何かをしてあげてもすぐに見返りを求めません。 利息がついて戻ってくることを知っているからなんです。 幸せをあっちこっちに預ける。するとそのうち、どれかが満期になるんですね。 それで、喜ばせてもらえる。嬉しいからまた幸せ貯金をする。 この好循環に入ったら、もう仕事が人生が楽しくて仕方ないですよ。 数字を追いかけると数字は逃げていきます。 でもみんなの幸せを追いかけると数字はついてくるのです。
目次
コメント