中小企業の社長は、誰よりも働く必要があります。 しかし、同時に私はこうも言います。「中小企業の社長はヒマであれ!」と。 会社を軍隊にたとえると、企画、マーケティング、営業などの部隊が兵士に当たり、社員は兵士で社長は将軍です。 作戦を考え、兵士の配置や攻撃の指示を出すのが将軍の役目です。 兵士と将軍は役割が違うのですが、多くの中小企業では、将軍が兵士の仕事もしている、社長が企画部長や営業部長、経理などを兼ねていることがよくあります。 人が足りないなどの事情があることはわかりますが、社長が兵士の仕事をしては、全体を見通すことができません。 連日外回りの営業をしてクタクタになった状態では「今、目の前の売上を補うために必要なのは……支出を抑えることだな」というように、私が何度も否定してきた経費削減など目先の成功を求めてしまいます。「社長はヒマであれ」と言ったのは、兵士の仕事を社長がしてはいけないということです。 兵士の仕事から離れて、セミナーや勉強会に行ったり、異業種交流会に行ったりして、人脈や見識を広げましょう。 実際、社長が現場レベルの仕事から離れても、決して暇にはなりません。社長が本来やるべきことが見えてきます。 その結果、兵士の仕事を手放す前よりも忙しい自分がいることに気づきます。 それこそ、社長にしかできない仕事です。 経営資源の乏しい中小企業が、大企業も参加しているビジネスの世界で生き残るには、時間戦略が大切です。 時間は誰にでも平等ですから、時間を多くかけることで差をつけるのです。 うまくいっていない中小企業の社長は、同業他社の社長よりも長時間働くことを意識してください。 成功している弊社のクライアントさんは、ほとんどの方が長時間労働です。 そう言うと苦しそうなイメージですが、好きなこと、楽しいことをしているだけなので、本人は長時間労働だとは思っていません。それが成功の秘訣だと思います。 成功したい中小企業の社長が取るべき戦略は実に単純明快、成功した中小企業の社長の考え方を学び、マネをし、行動を起こせばよいのです。
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