中長期視点では、採用に多様性を持たせる 同質性の高い組織は、環境変化に弱い。これは断言できます。 実例を挙げれば、特定のテーマに関しては日本一強いコンサルタント集団がいたとしても、そのテーマの需要が激減したら、あっという間に仕事がなくなり路頭に迷うことになります。 それに対して、多様な強みを持った人がいれば、その人たちの力を掛け合わせて、さまざまな事業に取り組むことができます。環境変化によって顧客のニーズが変わったり、技術が陳腐化したりしても、柔軟に対応できるというわけです。生存戦略的な視点で見ても理にかなっています。 創業初期は、「前職の会社の同じ職種のメンバーだけで始めた」というように同質的な集団になりがちです。採用に関しても、社長は目先の成果に対するプレッシャーがあるので、どうしてもパフォーマンスが見通せる同質的な人ばかりを採用したがる傾向があります。もちろん、人間関係は良いかもしれませんし、同じような人が集まっているからダメというわけではありません。 しかし、中長期的に見ると、チーム構成を多様にしないと、どこかで壁に突き当たってしまうのです。
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