コンプライアンス違反が起きると、社長も人間ですから、違反した人を感情的に責めたくなるでしょう。 しかし、本人を責め立てても、問題は解決しません。特に、個人情報の漏洩やお客様の誹謗中傷、横領などの対処は一刻を争いますから、人を責めている時間などないでしょう。何千万円も横領されたとしても、取引先に「ドロンされたので払えません」とは言えません。 社長がとるべき行動は、事実を把握して、目の前の問題をどう解決するか、速やかに冷静に対処することです。横領されたなら、いち早く金策に走る必要があります。 目の前の問題に対処し終わったら、再発防止策を講じることが大切です。 コンプラ違反が起こったのは、当事者に責任があるのはもちろんですが、起こりうる状況を放置していた社長や経営陣にも責任があります。 横領の場合、その人にお金の管理を任せすぎて、チェック機能が働いていなかったことが原因と言えます。 小さな会社の社長は「忙しくて二重チェックをしている暇なんてない」と言うかもしれませんが、そんなスキを見せていたら、横領されても仕方ありません。お金の使い道を監視する仕組みをつくったほうが、社長も安心ですし、社員にとっても変な疑いがかからなくなるので、双方にメリットがあります。
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