キーワードは「適度な緊張感」 取引業者と信頼関係を持つのはいいことです。しかし、あまり信用しすぎるのもよくありません。適度な緊張感を持って付き合うようにしましょう。 仕入れ業者と親しくなると、相見積もりも取らずに仕事を発注することがあります。特に、同じものを定期的に仕入れる場合によく起こります。「最初からこの業者に決めているから」というのが理由ですが、これを続けていると、どうしても関係に緊張感がなくなっていきます。 相手の立場に立てば、「必ず取れる仕事」「どうせウチにしか出さないだろう」という気の緩みが出てきます。 始めは仕事を取りたい一心で一生懸命に努力しますが、気が緩むといい加減な仕事をしたり、上乗せした請求をしたりするようになります。 もちろん、相手が悪いのですが、信用しすぎた社長にも責任はあります。必ず相見積もりを取って、お互いの緊張感を維持するようにしましょう。信用しすぎたゆえに、失敗した事例 ある社長は、その業者を信用するあまり、きちんとした見積もりもないままに多額の追加料金を払ってしまいました。発注している工事費の前払いのつもりだったと言うのですが、このお金は何カ月経っても戻ってくることはありませんでした。 これは、信用しすぎた結果です。 また、紹介された会社の仕事をしたのにもかかわらず、イチャモンをつけられて数千万円支払われなかった例もあります。 会社資金に余裕があるときに、将来のために投資しませんかという話に乗ってしまった人もいます。 詐欺的なことをする奴は、人のいい、性善説で生きている人を狙います。だまされるほうが悪いのだという意識で、用心してください。
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