資産のある会社は必要 歴史があって、かつてかなり儲けた会社は、株価が高くなって資産が膨れているケースがあります。こういう場合は、早めに相続税対策をしないと、後継者が借金まみれからの出発に陥ります。 私は顧問先に、子どもを若いときから役員にして、無税範囲の株の譲渡を図るなどの対策をするようアドバイスしています。いろいろな手を尽くして考えないと、優良企業の株の継承は大変です。今の相続税制度では、後継者に事業を継がすのに、大きな障害になっていることもあります。相続コンサルにはご用心 近年、後継者の相続税問題で悩んでいる方が多く、相続コンサルタントなる商売が現れました。「相続税対策のために、一時的に株を譲り受ける制度を活用しましょう」などと言って自社の株を買うのです。 しかし、それをきっかけに会社に入り込んでくるのが悪徳業者の戦略です。 最悪の場合は、会社を乗っ取られることもあります。 また、株を買い戻そうとしても法外な金額を言ってきます。 他人に株を渡すのは絶対やめるべきです。被害を受けた人の話を聞きましたが、悲惨でした。 もし必要ならば、意外と知られていませんが、政府系の中小企業投資育成株式会社がいいでしょう。東京、名古屋、大阪に本社があり、全国をカバーしています。配当を払う必要はありますが、長く株を持ってもらっても安定株主でいてくれます。経営権を奪うような行儀の悪いやり方はしませんから安心です。
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