公的なお金を払わない人に、お金は貸さない 税金を滞納したら、銀行は融資をしてくれません。 融資を申し込むときには、納税証明書の提出を求められます。公的なお金をきちんと払わないような人にお金は貸せない、というわけです。 消費税は分割支払いできますが、税金を払わないと本当に痛い目に遭います。 滞納が高額になると国税が動きます。そうなると厳しく追い込まれます。税務署は、全国のどこの銀行にいくらあるかを調べることができますから、有り金をすべて取られることになるのです。 それなのに、なぜ税金を滞納する人が多いかというと、最初はうるさく取り立てをされないからです。 取引業者からは「払ってくれ」「いつになるんだ」と催促されますから、どうしてもそちらを優先してしまいます。これが失敗の元です。 延滞金は 14%以上と高いうえに、取り立てが始まると差し押さえも辞しません。もちろん、銀行はそのためのお金など貸してくれません。 結論を言えば、税金や社会保険は素直に払っておくべきです。取引業者への支払いは、交渉して伸ばしてもらいましょう。税務署、社会保険庁を敵に回して商売なんてできない コロナ禍で社会保険を先送りしてもいいと特例が施行されましたが、結局は悲惨な目に遭っている経営者が多くいます。 社会保険は昔、生ぬるいところがありましたが、今はとても厳しい対応をしてきます。無視していると、税金以上に厳しく差押えをされます。口座、売掛金、不動産物件、何でも差押えようとします。 喧嘩をしても勝てる相手ではありませんから、ていねいに対応をして誠意を見せるべきです。社会保険の先延ばしで食らったこと 私のところに相談に見えた方で、社会保険を先延ばしにしていた人がいました。しかも、コロナ融資も入り、お金が口座にあったので経営がうまくいっていると勘違いしていました。 中小企業経営者の中には、お金が回っていると何とかなると思い、前向きなことを何もしないで、最終的に痛い目に遭っている人も多いのです。 ところが、中身を見ると甘い経営をしていたため、急に経営が危うくなりました。急きょ、改善策を講じて払っていく計画を立てました。 社会保険事務所から差押えの通知が来ていましたが、できるだけ払い、何とか誠意を見せる計画も示しました。 とにかく、少額ずつでも支払って、使っていない影響の少ない口座を差し押さえてもらいました。差押えされると延滞金も止まりました。 税金や社会保険を滞納すると、こんな苦労をしなければならないのです。 コロナ禍で社会保険の延滞をどうすればいいか顧問先から聞かれましたが、絶対にそれはやめろと言いました。 結局、払わないといけないお金ですから、先延ばししてもいいことなどないのです。結局、延滞した会社は苦しんで、資金繰りがさらに苦しくなって、倒産に追い込まれます。
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