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銀行との信頼関係は、どのようにつくればいい?

担当者との人間関係づくりからスタート  銀行といい関係を結ぶ基本は、担当者との人間関係をつくることです。  たとえば、たいした用事がなくても、ふらっと銀行に立ち寄りましょう。そして、 10分でも雑談をして帰れば、お互いに親しくなっていきます。  共通の趣味の話題などができるようになれば、しめたものです。こうした雑談の中から、いろいろと有益な情報が得られます。  また、担当者からお願い事をされることもあるでしょう。  今月、キャンペーンの定期預金のノルマが達成できない、といったことです。そんなときにちょっとした金額を工面して助けてあげると、個人的に恩を売ることができます。売れる恩は売っておくに限ります。こちらから積極的に関係性を構築する  かつては、銀行と言えば、取引先の会社のことをよく調べて親身になって相談に乗ってくれたものです。  しかし、今はそんな時代ではありません。うわべだけの付き合いになることが多くなっています。だからこそ、なるべく担当者と仲良くなっておくことが必要です。  昔と違って銀行はリストラでかなり人が減っています。信用金庫では昔は取引先を回って集金をしたりしていましたが、もう人がいないので、そんなことはしなくなりました。銀行との関係性を深めるには、受動的ではなく、能動的に接していきたいものです。  ゼロ金利政策が終わり、銀行は預金を集め出しています。私が 140億円もの借金ができた理由 「140億円もお金をよく借りられましたね」と言われることがありますが、簡単に借りられたのではなく、日ごろの信用の積み重ねによるものです。  不動産賃貸業を中心に商売をしていましたから、資金調達は大切でした。だからこそ、銀行との関係性を大切に考えていました。  私はアポなしで銀行に立ち寄って、担当者がいないときは名刺を置いていくようにしています。  そうすれば、必ず電話がかかってきます。この一本の電話のやりとりが人間関係をよくします。相手は営業マンですから、お客様が自分を訪ねてくれるのはうれしいはずです。  私の会社の応接間には、毎日どこかの銀行員が寄ってくれていました。コーヒー・紅茶・お茶・ケーキ・和菓子・新聞・雑誌も置いて、ゆっくり休んでもらえるようにしていました。その憩いの時間にいろいろな話をしていました。  私からお願い事をしないように聞き役に徹していました。銀行員が困っていることなどを聞いたりして、なるべくそれに応えるようにしていました。  だから、要らないお金もたくさん借入しました。  その関係があったからこそ、阪神淡路大震災のときには、いろいろと助けてくれました。大震災後には銀行が大変な時期を迎え、どんどんと破綻し、合併されていきました。そのあおりを受けて、銀行員もかなり冷や飯を食わされました。  なぜなら対等合併と言いながら、絶対に対等合併はありませんから、合併されたところで働いていた銀行員は窓際に行かされていました。  私が取引していた銀行は 11行ありましたが、そのままの名前で残ったのは 1行だけで、ほとんどが合併されてしまいました。  だからこそ、私の会社は窮地に陥りました。  阪神淡路大震災で大きな被害を受けた私が、自立再生を志す中で助けてくれたのは、銀行員が必死になってくれたところが多かったからです。  特に、合併され、整理部門に行かされた人が、再生時に自分の人生も心配だろうと思う中、私のために(昔お世話になったからと言って)動いて助けてくれたときは、本当にありがたく涙が出ました。  また、最終的に、メインの信用金庫は、最後まで支援してくれました。そして、その担当者には、ルビコン川を一緒に渡ると言っていただきました。  そんな多くの銀行員の助けがあったから、再生も果たせたわけです。  だから、銀行との関係性は大切にしておくべきだ、といつも思います。

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