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銀行との交渉に、経理担当や税理士を同行させていい?

経理担当が同席するリスク  銀行との交渉に経理や税理士を連れていく社長がいます。  複雑なことを質問されたときに、経理担当がいれば、きちんと答えてくれると思うのでしょう。  しかし、顧問先には経理担当を同席させないように指導しています。  なぜなら、経理や税理士・会計士は数字がわかっているため、即答してしまうケースがあるからです。知られたくない数字を正直に答えてしまうことで、融資してもらえなくなったり、支援が打ち切られたりすることもあるわけです。馬鹿正直に答えて大失敗した経営者もいます。  銀行は聞いたことを正直に本部に伝えないといけません。担当者が貸したいと思っていたのに、貸せなくなるケースもあります。基本的に即答は避ける  私は一度も経理を同席させずに、 140億円の負債から自力再生しました。同席させなかったから完全復活できたと思っています。  嘘も方便ということもあるわけです。そのときの会社の状況によって、話す内容は変わってきます。戦略的交渉術が大切なときもあります。  私はほとんどの数字は把握していましたが、銀行の前では何もわかっていないふりをしていました。「わかりません。帰って経理部長に確認してから回答します」  と言って、その場での即答を避けてきました。そして、帰ってからゆっくり作戦を考え、銀行への回答を準備しました。  顧問先の社長には、絶対にその場で回答はしてはいけないと言っています。持ち帰って、私に聞いてから返答するように徹底しています。即答したことで、取り返しのつかないことが起こる危険があるからです。  また、複数の銀行と取引しているときは、銀行ごとにファイルを整理することが大切です。  担当者の名前、どんな話をしたか、どんなことを聞かれたか、などをなるべく詳しく書いて、日付ごとに保管します。これによって、銀行との交渉をスムーズに進めることができます。  これこそが頭の環境整備です。

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