リスケ後の銀行は態度を一変 実は、今の時代、リスケは簡単にできます。私が再生をしていた時代は、なかなかリスケも応じてくれなかったため大変でした。 しかし、リスケをしてしまうと、銀行の態度が一変します。正常な融資に応じなくなり、回収ばかり考えるようになります。 どこかに隠れた資金はないか、自宅のローンは終わっているのか、他に定期預金はないかなど、最大限の回収を図るために徹底的に調べられます。 もし、それらが見つかると担保に取られます。リスケした会社が完全復活するのは、 100社のうちほんの数社です。 ですから銀行は、リスケ =破綻企業になると思って対処します。リスケ前にやっておくべきこと リスケしなければいけないときは、事前にやっておくべきことがあります。押えられるものが見つからないためのリスクヘッジが必要です。 リスケするには法則があります。 まず、「すべての取引銀行から借入ができないと告げられてしまった。資金ショートしかねないからリスケをさせてください」と頼みます。「借入を頼んだのに断られたから、仕方なくリスケを依頼する」という手順が必要です。何の理由もなくリスケをお願いしますと言うと、立場がますます弱くなります。 なお、リスケ中が再生のための準備期間だと認識して、やるべきことをやらないと、再生ができなくなります。 リスケを申し込んだら、すぐに今月からしてくれると思うと間違いです。銀行にも行内の手続きがありますから、タイミングをよく考えておく必要があります。銀行の決算月である3月からは、リスケはしてくれません。悪徳コンサルタントに要注意 リスケ交渉を謳った悪徳コンサルタントにも注意が必要です。ひどい場合は、交渉だけで 300万円も請求されたケースもあります。再生に 2000万円取られたという詐欺まがいのケースもあり、相談に来られました。 なぜ、このような悲惨な話が表沙汰にならないかと言うと、被害の話をすると、その会社の状態が悪いことを世間に公表することになるからです。ある意味、泣き寝入りせざるを得ないのです。 経営に行き詰まると、目の前に現れた人が助けてくれるとすがってしまいたくなるものです。でも、冷静になって、どう対処したらいいか、しっかりと見極めてください。
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