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社員研修はどんなものがいい?

社長の自己満足研修はいらない  社員教育についても、よく相談があります。中小企業でも高額なコンサルタントを招いて立派な新人研修を行なう会社があります。しかし、残念ながら、あまり効果があるとは言えません。  社員にしてみれば、「毎日の営業活動とは関係がない。何の意味があるんだろう」「面倒だな」という感想が一般的で、何も身に入らないことが多いのです。  腹の中では、「現場の知らない人間に何がわかるんだ。もっともなことを言っているが、そんなことはわかっているが、そうはいかないのだ。それなら先生がやってみせてくれ。現場はそう簡単な論理ではいかない」と思っているのでしょう。  つまりは、社長の自己満足で終わってしまいます。おすすめの社員研修  私がおすすめしているのは、社員のアイデアでつくるオリジナルビデオです。  現場の様子をとらえた動画なら目に見えてわかりやすいし、何よりも説得力があります。昔は権威ある先生の話が好まれましたが、今の若い人には、こうした体験型のツールのほうが効果的です。「うるさい上司に教わるのが嫌だ」という若い人が多いので、ビデオを使って仕事を覚えてもらうのです。特に職人の会社では、レベルを何級かに分けて、試験をして階級を上げて給与アップしているところもあります。  上手につくれば毎年使うこともできて、コストパフォーマンスも悪くありません。高い講師にお金を払うよりも、ずっといいでしょう。せっかくですから、外部から専門のカメラマンなどを雇って質の高いものをつくってください。  製作にかかわるスタッフは、日々議論を重ねてつくることになりますから、成長も期待できます。また、日常の業務とは違う達成感も得られることでしょう。会社の「文化」を繰り返し語る  社員教育という点では、社長が会社の文化を繰り返し語ることも大切です。「この会社をこうしたい」という社長の夢を語るのです。  毎日、嫌われようが、どんな会社にしたいか、どのように仕事をしてほしいか、何を大切に仕事してほしいかを訴え続けることが大切です。  そして、会社がまだ小さいときからやり続けることで、大きくなっても染みついた文化は朽ちていくことはありません。社長次第で会社は変わります。  繰り返し聞くことで、何が大切か、何が求められているのかが、新しい社員に浸透していきます。そういう意味では、「教育」よりも「しつけ」に近いかもしれません。  このような地道な取り組みのほうが、コンサルタントの講演よりも何倍も成果が上がるはずです。

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