社長の仕事の第一は、「正しい価値観を共有した組織をいかにつくるか」です。正しい価値観に基づく会社のビジョンや理念を徹底するには、社長が「何が何でも自分の目の黒いうちは、これを求め続ける、守り通す」と決めることです。そして、わずかでもぶれないように常に注意し続けることです。ぶれたら、すぐさま軌道修正しなければなりません。ときには、社員や幹部からの抵抗に遭うこともあるでしょう。それでも、守り抜く強い意志が必要です。そして何より、社長が自ら体現することが必要です。お客さま第一と言いながら、自分はゴルフばかり、良い仕事が目的だと言いながら、それを儲ける手段にして自分の贅沢に夢中になる社長には、社員はついて行きません。そのためには、社員に言い続け、自分にも言い続け、自ら実践していくことです。ある成功した経営者が、自社の理念を朝礼で読みながら、「自分に言い聞かせている」とおっしゃったことが印象的です。社長が「歩くビジョン」となるのです。
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