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52  褒めることとおだてること「褒める」とは、良いところを良いと言うことである。ダメなところを良いと言って、「おだてて」はいけない。

「褒めて育てる」とは言いますが、「褒める」ことと「おだてる」ことは違います。良いところを良いと言うのが褒めることで、ダメなことまで良いと言うのはおだてることです。褒めると人は伸びますが、おだてると人は、仕事を甘く見、そして上司をも甘く見るようになります。ダメなところはダメと厳しく言わなければなりません。上に立つ者は、褒めることと叱ることをきちんとできなければなりません。原理原則や会社の方針に関わるようなことに反する場合には、とても厳しく言う一方、些細な間違いについては、それとなく間違いを指摘するのがよいでしょう。何でもうるさく言っていると、下の人はついて来られなくなります。重要なことと些細なことの区別がつけられなくなります。物事には軽重というものがあるのです。些細なことにはうるさい割に、大事なことをきちんと言えない社長をときどき見ますが、それでは社長は務まりません。

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