『ビジョナリー・カンパニー ②』に、飛躍的に伸びる会社は、「適切な人をバスに乗せる」とあります。人材育成を語る章の最後で、身も蓋もない言い方かもしれませんが、曲がった杖をまっすぐにするのは至難の業です。やはり最初から良い人、つまり、正しい考え方や生き方を持っている人、素直な人、規律を守り、そもそも管理など不要な人を採用するのです。スキルはある程度の教育で身につきますが、それも、基礎力が高い人とそうでない人とでは、身につくまでの時間も到達可能なレベルも異なるでしょう。きちんとした採用を行おうとすると、時間とお金がかかります。けれども、基礎力や人間性を高めるための教育に今後生じる教育コストと比べたら、そしてかれらが生み出す付加価値の差から考えたら、比較になりません。教育も大事です。けれども、採用にもっと時間とお金をかけることも考えなければなりません。さらには、社長が指揮官先頭で会社のレベルを上げることです。会社のレベルが上がるほど、より良い人が採用できるのです。
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