ここまで、経営システムをつくるときの重要テーマの実行手順と、中でも特に重要な「強者の戦略」と「弱者の戦略」について説明してきました。次に必要になるのは、実行手順のウエイト付けです。 オペレーションズ・リサーチの方法とランチェスターの法則を応用して計算すると、次のようになります。 1番目は、社長の経営に対する願望や熱意、決断力と向上心で、 53%です。 2番目は、目的と目標で、 27%です。 3番目は、全社的経営のやり方の戦略で、 13%です。 ここまでの累計は 93%で、 4番目の戦術は 7%です。 では、 1番目の社長の願望や熱意などを除いて、純粋な実行手順だけで計算するとどうなるでしょうか。 1番目は目的と目標で、 57%です。 2番目は戦略で、 29%です。 3番目は戦術で、 14%です。
「目的と目標」と「戦略」は明らかに別のテーマですが、自社に合った目標を定めるには、レベルが高い戦略知識が必要になります。そこであえてこの2つを合わせ、広い意味での戦略にすると 86%になります。 戦術は 14%ですから2つのウエイトは「 6対 1」となり、広い意味での戦略がとても重要であることがわかります。このような意味からも、社長は経営戦略にはしっかりと取り組み、戦略実力を高めておくことが欠かせないのです。 次に必要になるのは社長の役割をはっきりさせておくことですが、それは経営規模の大・中・小・零で変わります。 社長の役割には、大きく分けると、願望・熱意、目的と目標、戦略、経営管理、戦術リーダー、戦術の5つがあり、これが規模によって変化していきます。 次の表を見て、確認してください。
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