ある会社から 1通のメールが届きました。「当社でプロデュースした本が今回発売されます。つきましては出版記念パーティーにご出席頂きたく存じます。一般の方は 1万円、企業の協賛金は 3万円にて 2名までご参加頂けます。また貴社のアピールタイムとして、 3分間のスピーチとサイトへのバナー広告をさせて頂きます」という内容でした。 なんのことはない出版記念パーティを利用した小手先営業です。来場者は 1万円を払って本とは関係ない企業の宣伝を延々と聞かされ、企業は来場者の目的とは関係ないプレゼンを行い、儲かるかどうかもわからないパーティにお金を払うわけです。企画した会社としては、本の宣伝もできて、パーティの参加者からも企業からもお金をもらえる三毛作のビジネスだと思ったんでしょうね。 世の中には思いつきだけで小銭稼ぎをしようとする会社があります。そこには責任感も戦略もなく継続性もない。単純に少しのお金を儲けたいだけの子供のアルバイトのような商売です。細かいお金を集めたって大きいお金にはなりません。何よりもこういうセコイ商売をやればやるほど、周りの人からバカにされてしまいます。 これを聞いて笑っている人もいるかと思いますが、こういう思いつきや短絡的な視点しかないビジネスを作ってしまう社長は意外に多くいるのです。会社が行うことはすべてが本気のビジネスでなければなりません。生半可な思いつきのビジネスでも小銭を稼ぐことはできますが、同時に信用を失ってしまうのです。
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