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「ビジョン」「ミッション」「バリュー」は必要?

 ある社長が道を歩いているとランプが落ちていました。  ランプを拾い、こすってみると、なんと中からランプの精が出てきました。「3つの願いを叶えてあげよう」  そこで社長は「当社のビジョン・ミッション・バリューを叶えて欲しい」とランプの精にお願いしました。「社員の幸せを一番に考える会社にする」「日本を一番元気にするリーディングカンパニーになる」「お客様・パートナー・地域との Win-Winの関係を築く」  ランプの精は社長に聞きました。「具体的にはとどうしたらいいのだ」  すると社長はこう答えました。「俺にもわからない。だから丸投げしたんだ」  経営コンサルタントはよく「ビジョン」「ミッション」「バリュー」をきちんと作らないと会社は成功しないと言います。ただ素晴らしい「ビジョン」「ミッション」「バリュー」がホームページに書かれていても、しょ ーもない会社やブラック企業がたくさんあるのはご存知のとおりです。そういった意味では、ビジョン、ミッション、バリューなんてなくたって会社は成功しますし、ダメな会社はどんなもの作ったってやっぱりダメです。  よくあるビジョン、ミッション、バリューはこんな感じです。  ビジョン:業界トップになる  ミッション:お客様に喜んでもらえる商品を作る  バリュー:社員を大切にする  こんな抽象的なものを作ったって役に立つことはありません。日本国憲法みたいなもので、いくらでも自分に都合よく歪曲できます。社員やお客様にもっとよくわかるように会社の方向性を具体的に書くべきです。とはいえ、この辺は専門家の先生方がたくさんいますのでお任せいたします。  私が言いたいのは「ビジョン」「ミッション」「バリュー」だけでは足りないものがあるということです。それは、社長も社員も自分がやろうとしていることに間違っていると気づくためのもの、やってはいけないことの宣言です。  それがフィロソフィ(哲学)です。フィロソフィがあれば「ビジョン」「ミッション」「バリュー」の暴走を防げるのではないかと考えています。  なお、フィロソフィは「肯定文」で書くと意味がぼやけてしまいます。「否定文」で書くと何かいい感じです。いくら作ってもいいと思います。  たとえ法的に問題なく、儲かる商売だとしても、  ・人をいたぶる会社とはつき合わない  ・人の上前を撥ねるような手数料ビジネスはしない  ・人から陰口を叩かれるようなビジネスはしない

これが私のフィロソフィです。

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