ダーウィンが言ったとされる「変化するものだけが生き残る」というのは、会社も同じだと思います。ただ、すべての会社が今やっているビジネスを、そのときどきの社会や経済の状況に対応したビジネスへ変化させることができるかというと、なかなかうまくはいきません。変化に失敗してしまった会社は間違った変化を遂げてしまった会社は倒産してしまうでしょう。 では、変化させることに成功した会社は、その後成功するのかというと、これまたそう簡単にはいきません。かろうじて会社は生き残れたとしても、変化だけでは会社は成長していけないのです。単にビジネスの平行移動に過ぎないからです。 成長には何が必要なのかというと、ビジネスを進化させることです。変化と進化を同時に行うことが必要なのです。これによって生き残ることはもちろん、新しい成功へと繋がっていくのです。 今までの顧客に新しいビジネスの顧客にもなってもらうことはもちろんですが、一見使えないようなもの、例えば業界での独特なルールや商習慣、人的ネットワークなども意外に新しいビジネスに役立ったりするものです。 ある会社が業界の競争に破れ、コピー機の販売会社に業務転換しました。コピー機の新規販売は、小規模、零細企業にテレアポして販売するのが一般的です。しかし、この会社は雑誌広告で商品を販売する会社だったので営業が苦手です。仕方がないのでコピー機の広告を独特のキャッチコピーで雑誌に掲載しました。それが大当たり。テレアポがリーチできない大企業からの問い合わせが殺到したのです。 すべてのビジネスは、同じ業界でも会社ごとに少しずつ違っています。でもすべてのビジネスは、まったく違う業界でもどこかしら似通っているものなのです。
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