ある会社の東京事務所は雇っても雇っても、皆 1週間足らずで会社を辞めていきます。社長が番頭になぜこんなに辞めるんだと問い詰めると、「申し訳ありません。すぐに辞めてしまうようないい加減な人間を見抜くことができなかった私の責任です」と頭を下げます。社長はまぁ今の人は仕方がないからなと番頭を労います。 ところが他の社員に聞いたところ、この話は全部ウソ。 番頭は新しく入った人に何も教えず仕事を押しつけ、できないと怒りだすそうです。社内に社長がいないときは、社長の悪口を大声で喋ります。社長が社内に戻ると社長のゴマすりです。 悲しいかな何も知らない社長は、自分の言うことをよく聞く番頭をかわいがります。だから社内の雰囲気は最悪です。それが嫌でひとりまたひとりと社員は辞めていきます。 社内の人は番頭を社長のナンバー2だと思っています。だから面と向かって番頭に文句を言うことができません。社長に告げ口をしても社長は番頭をかわいがっているので、逆にウソをついていると言われてしまうかもしれません。だから誰も本当のことを言わないのです。
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