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アライアンスと M& Aの関係性とは?

 アライアンスも企業同士で連携することを指しますし、 M& Aも企業同士の結婚というイメージがありますが、結論からいうと、大きな違いは「経営権が移るかどうか」の違いです。  アライアンスは、企業同士が対等な立場で協力して目標を達成することを目的としていますが、 M& Aは買い手側と売り手側に分かれ、買い手側が経営権を持ち売り手側は買い手側に吸収されてしまいます。  アライアンスは広義の意味では M& Aも含まれているのですが、厳密にいえば全く違うものなのです。  アライアンスと M& Aのどちらを選択するか迷う場合はそれぞれのメリットとデメリットを確認するとよいでしょう。 メリットとデメリット  まずアライアンスのメリットは、お互いに対等な立場で進めていきますから、お互いの独立性が維持できる点があげられます。また、お互いのリソースを使うため 1社単独で進めるよりも失敗した際のリスクが低いのもメリットかと思います。  デメリットとしては、お互い対等なだけに、自社の思い通りにすべてを決定できない点や自社のノウハウや技術が盗まれる可能性がある点があげられます。   M& Aのメリットは、買い手側が経営権を持つことができるため自由に進められる点や、相手方のノウハウや技術を承継でき、さらに流出するリスクがない点があげられます。また、スタートアップ先進国では盛んなのですが「アクハイア」できる点もメリットです。  アクハイアとは造語で、英語の買収と雇用を掛け合わせた単語なのですが、要は買収による人材獲得を意味します。アメリカのスタートアップのエグジットの 9割は M& Aなのですが、そのうちのかなりがアクハイアが目的といわれています。  日本でも優秀なエンジニアや開発チームを獲得するために M& Aをする事例も増えていますし、最近では人手不足の建設業や運送業でもアクハイアを目的とした M& Aが進められています。   M& Aのデメリットとしては、アライアンスよりもデューデリなどの手続きに時間がかかる点や、売り手側を購入するためにかなりの金額がかかるという点があげられます。  かなりの金額をかけて M& Aをしたのに、たいした成果も上げられなければ会社が傾きかねないため M& Aをするなら慎重に準備をする必要があります。  アライアンスと M& Aはどちらも企業同士のノウハウや技術を共有して進めていく点では同じですが、中小企業にとってはアライアンスを検討するのが現実的なのかと思います。黒字社長のルール

M& A。甘美な響きだが、目先の金銭や楽さに目を奪われないことも肝要。時には手堅く経営を進めるの一つの手。

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