そもそも、社長という立場は「上に立つもの」「代表」的な意味合いがありますが、ここでいう「社長という病」は、社長に限らず誰にでもあてはまるものです。
たとえば兄弟姉妹であれば、長男、長女は先に生まれただけで上の立場です。家族であれば父親が家長です。友人同士であっても、必ずリーダー的な人がいますね。組織も同じです。
人の上に立つ、先頭を切るというのは、どのような立場であっても同じかもしれません。すると、ある錯覚が起こります。それは自分が上だの下だのというような位が生じてくるのです。
当然下の者にすれば、上が指示をしてくれるのですから、ただその通りのことをしていればよいので、上の立場より楽かもしれません。
このように、上になればなるほど、立場が変われば変わるほど、責任感や使命感が芽生え、考え方に大きな影響を与えるようになります。すると、それにつれて「不安」「悩み」「迷い」が生じてきます。
それが「病」の前兆の一つといえるもので、ものごとが正しく感じられなくなったり、見えなくなったり、理解できなくなる恐れが生まれます。これが「病」の始まりなのです。
コメント