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逃避ぐせ

会社内、家族から理解されない社長たち。それでも会社のために、社員のために、家族のために働き続ける社長。社長の安らぎはどこにあるのでしよう。

私は一人になるといつも泣いていました。

この心の重圧をどう克服し、または逃れることができるのだろう。

答えのない禅問答が続きます。

誰にもわかってもらえない、誰からも理解されない。

家族や社員に心配をかけたくない。解決方法はお金しかない。ならばより稼ぐしかない。

答えはいつもそこに行き着きます。

しかし、それは自分が望んでいる答えではありません。

稼いでも、稼いでも、不安は消え去らないのです。事業とはなんと苦しい修業なのでしょう。

こうして、社長という病はピークを迎えます。もはや一種の精神病に近いかもしれません。

よく、ゴルフばかりしている社長がいます。

聞くと、「仕事上の接待だ」と言います。毎夜、飲み屋に出向く社長がいます。

尋ねると、「お客との商談だ」と言います。女性を何人も囲う社長がいます。

指摘すると、「英雄色を好む。これくらいのことができなければ、一流の経営者にはなれんぞ」と言います。外から見ると立派な社長さんたちですが、みな同じような場所に出向き、同じような行動を取ります。

同じような場所には同じような社長がいて、同じ悩みを持っているので、慰め合い、話が合うのです。これらも一種の逃避に近いことです。

会社を潰したくない、潰せない。社長をやめたい、社長を誰かに任せたい。会社をやめたら返済ができなくなる。会社をやめたら明日からなにをすればよいのかわからない。なによりも、どう生きていったらいいのかわからない。

そうなのです。

人生経営はたとえ会社をやめてしまっても、延々と続きます。会社を存続させるのも地獄、やめるのも地獄、やめた後も地獄。それで人生を終わるのか、それとも「社長という病」を治すのか?この選択は、社長自らが決断しなければなりません。

一方で、会社が倒産する。自己破産をする。夜逃げをする。このような極限状態に至った社長たちはもう悩まなくてもよいのでしょうか。実はそれでも問題は解決しません。

「どう生きるか」にこそ、「社長という病」の克服法があるのです。

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