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本当の社長の仕事

社長になると、当たり前のことですが誰もが社長になってしまいます。社員は、社員になると、社員として働きます。

それって、おかしくはないですか?社長は社員に給料を支払い、家賃を支払い、業者さんに支払い、銀行に返済する。

これも当たり前のことなのでしょうか?確かに、給料を、お金を支払う人は偉い。だから代表となる。会社の借金も社長が借り主で、返済義務があるので偉い。だから代表なのですね。

でも、その支払いを社長個人がポケットマネーで払うなら、それも偉いことですが、それでは経営は成り立ちませんね。

それこそボランティアになります。

会社経営の目的は利益を得ることです。

本当は、その会社に入るお金が人件費などの支払いとなるわけですから、社長個人のお金ではありません。ましてや社員のお金でもありません。つまり、会社のお金です。

その会社のお金で社長や社員の給料や支払い、返済金が支払われているのです。

みんなその会社に雇われているのです。

では、本当の社長の仕事とはなんでしょうか?本当の社員の仕事とはなんでしょうか?社長の仕事は売り上げ拡大、銀行借り入れ等の資金繰り。

社員の仕事は社長の指示に従い遂行する、これが古くからの考え方であり、やり方でした。

しかし、その考え方でうまくいっている会社とうまくいっていない会社を比較すれば、圧倒的にうまくいっていない会社の数が多いことがわかります。

いままでの経営者は、決算はもちろん心のガラス張りも行ってきませんでした。

その理由は、社員に弱みを見せたくない、無用な心配をかけたくない、不安を与えたくない、しっかりと仕事をしてもらいたい、などです。

それでは、本当の会社経営ではありません。

会社経営は社長個人のものではなく、そこで働く人すべてが関わらねばなりません。そうでなくては一丸となって会社を盛り上げよう、頑張ろう、とはいえなくなります。

「心のガラス張り」とは、働いている人たちに隠しごとをしないことです。

悪いことでなくても隠せば隠すほど、誰にも社長の考え方が伝わりません。

伝わらなければ、いずれ仕事にも影響が出てきます。

隠さないからこそ連帯感や信頼感が生まれるのです。

ですから、「心のガラス張り」とは、苦しいときは苦しい、悲しいときは悲しい、嬉しいときは嬉しい、と正直な気持ちを伝えることです。ほとんどの社長はこれができません。それが、これからの社長の最初の仕事になります。

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