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15  社長の軸がぶれないようにするには

鬼 100則   15社長の軸がぶれないようにするには  一度決めたことを続けられない社長がいる。  社長の決定に対して、誰かから反対意見やクレームが出ると覆してしまうのである。  社長が決めた方針や事柄に基づき走り出していた他の社員たちは、突然の変更により、それまで進めていた業務に大ブレーキをかけられてしまう。これでは、業績はもちろん社員のモチベーションまで大きく下がってしまい、社員の社長への信頼を失墜させる。結果、社長は求心力を失ってしまうのだ。  意外にも多くの社長がそんな決断や発言をしてしまっている。なぜ、こんなことが起きるのか。それは社長自身に〝軸〟がないからだ。仮にあったにせよ、経営を長期スパンで見ていないために、〝軸〟がブレブレになっているのだ。  では、どのようにすれば社長が社長としての軸をぶれさせずに決定し、実行・継続できるようになるのか。  まずは、生涯をかけてどんな自分でありたいか。何を手にしたいか。社会に対して何ができるようになりたいかなど、生涯の夢・志・ミッションを確定することだ。  「志」を固めたら、次に、具体的なアクションプランを作成する。人生のいつまでに、どうあらねばならないか、そのためには、いつまでに何を行うかという成功への工程表を作成するのだ。  工程表で人生のゴールまでの長い道のりを眺めながら物事を判断すれば、目標に到達すべき道筋がはっきりしているため、「今はいつでも途中形」と落ち着いていられる。  日々の目の前の仕事に忙殺される中、ゴールがなかなか見えてこない焦りから、知らぬ間に未来に向けた「志」を見失ってしまいがちだが、何があっても絶対に「志」を捨ててはならない。そういうときは一度落ち着いて工程表に目を通してはどうだろうか。  日常的な課題やテーマに関しても、経営人生の長期の計画を土台としてシミュレーションを行う。そして、社員個々の意見を聞きながら判断材料を広く集め、テーマに関連する戦略を緻密に練りあげていく。そして力強い社長の決意のもと、戦略を実行に移していく。  社長が軸をぶれさせることなく成功の道を突き進むために必要なのは、「志」とそれを具体化させた「工程表」なのである。

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