鬼 100則 21群れるな!とんがれ!ファーストペンギンになれ! LINEでつながる小中学生。特に親しい人 5 ~ 6人のサークルは結束も固い。親に話せないことも話題にのぼる。そこで重要なのは誰がリーダーかということだ。チームはリーダーのカラーに染められていく。そして何事も「皆と一緒にそこそこに」が是であり、自分 1人だけの突出は許されない。 経営者も似たり寄ったりだ。長いつき合いの中でお互いの長所短所も知り尽くし、関心事も同じで、悩みも似ている。いわゆる気心の知れた経営者仲間に囲まれると、なぜかホッとする。 各種経営者団体では、一つの旗印の下、月に 1回または週に 1 ~ 2回集まって各種会合を開いて会員増強月間などを設け、仲間作りに力を入れる。一つの団体ならまだしも3つも4つもかけ持ちで参加する社長もいる。 頑張りの甲斐もあって、下積みも早々に卒業してグループ内で出世。各グループ会や分科会の運営から資料作り、講師の手配。参加者が少なければはっぱをかけ合い、社長自ら毎日何十件もテレホンコール。会勢が拡大し、社長の会におけるポジショニングが上がっていく。 だが、その度に、社長の外部滞在時間が増えて行き、必然的に社内での実労働時間が極小化して行く。個々の社員や取引先との話し合い、会社の各種戦略・戦術など一番大切なことに割くべき時間はどんどん削られてしまう。 結局、仲間意識や強い絆が仇となり、仲間の利害に反する単独行動が取りにくくなる。そればかりか、狭い地域での同質経営者の集まりのために、独自性の発揮やとんがりといったファーストペンギンになるためのチャンスが限りなく奪われていく。 グループ活動を通して自らを磨き、会に貢献するという大義と、社内での社長磨き、社員磨きをたくみに融合させて、あるべき姿を追い求めよう。ブルーオーシャンの世界の構築のために。 群れすぎるな。とんがれ。ファーストペンギンになれ。
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