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27  社員に与える「3つのや」

鬼 100則   27社員に与える「3つのや」  「我が社は今年こそ、正念場。いよいよ変革のとき。もっと頑張って欲しい」  多くの社長が、新年に、「今年こそ」と檄を飛ばし、社員の危機意識を高め、決起を求める。  社員にすれば、「いつも同じ話を聞くだけ。どうすれば、どんな正念場をどう乗り切れるのか、自分には意味不明。変革を担う場も見つからないし、権限も与えられていない」と思うだろう。  そもそもどう大変なのか。「大変さ」だけを旗印のように訴えられても、社員には手の出しようがない。  社員を戦力化し、変革を迫られる正念場を社員と共に乗り切るには、毛利元就の 3本の矢にならい、社長は「3つのや」を提供することである。  「3つのや」とは、やる気/やり場/やり方のことである。【やる気】を引き出す。これは、多くの社長の得意技。朝礼、総会、部門別会、あらゆる場面で変革への「やる気」の高揚を醸し出す。しかし毎週、毎月、年に何十回頑張れと言われても、社員はどう頑張ればいいかがよくわからない【やり場】の提供。どの場で、どんなポジションで、どんな権限で変革に立ち向かうのかを示す。組織上の活躍の場、人により実際の職場の場所を明確に示す【やり方】を教える。やればより成果が生じ、確信を持てる具体的な手順や考え方、ひいては技術力にさえつながるレベルのことを教える  【やる気】を引き出し、【やり場】を与えられ、【やり方】を知ることで、社員ははじめて納得し心も体も喜びいっぱい、充実感を持って業務に取り組む。  結果、成果が上がり生産性が高まる。  変革の 2文字を何百回も声高に叫ぶのを 10分の 1に押さえ、各部門でのオペレーションをどう良くしていくか、細部にわたり一つ一つ分析してまとめ、考え方や作業工程として実行していくことである。  3つが揃った上で方向が明確になったら、あとは社員のパワーに期待しよう。  社長が思っている以上に社員のパワーはすごい。

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