鬼 100則 42社長独自の P/ Lを作れ 多くの会社が、売上は 103%、粗利率はプラス 1%、経費はマイナス 5%、人件費はトータルで 101%などと、ほぼ一律に前年対比で予算を組む。結果 1年後、「予算 =実績」とはならず、その乖離は大きい。 冷徹な現状分析と熱い思いがバランスよく注入されてないから、これは当然の結果だ。 各項目に思いを込め、データとそのデータを作り出した、あるいは新しく作り出そうとしている社員 1人 1人と顔をつき合わせ、万感の思いで数字をはじき出して欲しい。 また、予算計画とは別に、社長独自の P/ Lも作って欲しい。 ライバル店進出、競合になる新商材や新サービスの誕生、業界にあるいは世界的にアゲインストの風が吹いたら……など、心配の種は尽きない。しかし、たとえ自然災害であっても仕方がないと片づけるわけにはいかない。 私の哲学、「オドオド・ビクビクの経営」では、「売上対前年比で 5%、 10%落ちたら」「粗利率が 1%、 2%、 3%落ちたら」と数種類のシミュレーションをしてみる。 当然であるが驚くべき悲惨な数字となる。この数字でもさらに生き残るには、どうすべきかを考えるのだ。 コストを 1掛けベースで見直し、コスト構造が激変するまでトコトン切り詰めて考えることで、はじめて今までとは違う世界にまで切り込むことが可能となるのだ。 社員教育、社長教育には投資する。組織をクールに見つめ直し、オペレーションにまで切り込んで無駄をそぐ。そうすることで、何とか利益を + − 0にまで持っていくことを考える。なぜなら、もしもの心配事は来年度発生しない可能性は大なのだから。 そうすることで、今まで見たことのない過去最高益を手にすることができる。そして、利益の一部は社員に還元するのだ。 社長独自の P/ Lとシミュレーションで自分を追い込み、革命的改革に乗り出す。そこで一気に損益分岐点を下げる。これが狙いだ。
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