鬼 100則 50新規事業参入のヒント 新規事業を探したとき、拠り所とするキーワードをさぐった。 ①地域での普及率がゼロに近いこと ②必要性はあるが、ユーザーがその存在をまだ充分認知していないこと ③供給する側が未整備。即ち、お客様がどこで買えるかわかりにくいこと ④在庫負担が少ない、または支払いサイトが長いこと(回転差資金がプラスになる) ⑤既存の営業マンについで売りをしてもらえること ⑥商品単価が高くローンで買えるものであること ⑦付帯工事などがあって、付加価値が大きく価格がわかりにくいものであること ⑧購入によって、顧客の幸せを最大化し感謝されること 以上 8項を全て満たせば、大成功間違いなし。これぞ完璧なブルーオーシャンの世界だ。 あるときある街で、どこにでもある金物屋にふと目がとまった。物置と思っていた小型プレハブ小屋が実は商品だと気づいたのだ。 そのときピーンときた。 8項目のほとんど全てを満たした夢の商材がそこにある。プレハブ小屋(ミニハウス)は、子供の勉強部屋にも、親の仕事場や祖父母の隠居部屋にもなる。 これを余分な在庫を持たずに、今いる営業マンに売ってもらえば生産性は一気にアップする。しかも平均単価は 100万円。当時の家電店の扱う商品の最高金額だ。 四国で一番売ってみせると豪語し、メーカーから販売の権利を取得。リタイヤした一級建築士をパートで採用し、「一級建築士のいるお店」として信用もつけた。 ミニハウスの中には冷蔵庫、 TV、エアコンなどを設置し、生活感を演出して販売した。すると、 1棟売れるついでに何種類もの家電製品も売れたのだ。 さらにメーカー支払い締め日の翌日に発注すれば支払いは翌々月。しかも全てローン販売のため、先にお金が入ってくる。資金は潤沢になり、家電店舗の大型化も同時にスタートできた。 ミニハウスのみで年間 100棟の実績。これぞ完璧なブルーオーシャンの世界。こうありたいというキーワードを探し出し、ありたい姿を明確にしながらとことん追求し、自分だけのブルーオーシャンの世界を構築していくのである。
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