鬼 100則 69毎日 1時間は面談禁止 仕事の効率の悪い社員の傾向を調べてわかったのは、次のようなこと。 彼らは、人が良くて、上司や仲間から作業を頼まれると断れない。そのため、引き受けて頑張っている内に、本来の自分の仕事が滞って周囲に迷惑をかけてしまう。 もっと仕事に集中したい、この仕事をやっつけてしまいたい、と思っているのに、社長や上司の突然の呼び出しや会議、または突然の新たな作業追加によって本来の仕事の流れがズタズタにされてしまう。 そんな多くの社員の抱える悩みを解決する方法が一つある。毎日あるいは週に何回か、例えば 1 ~ 2時間全員が業務に集中する時間を決めてしまうのだ。 可能ならその時間内は、取引先からの電話や訪問もご遠慮願う。または、当日の担当者が 1人で全て対応する。取引先の担当者が突然訪問してきた場合、これまでは、ニコニコと誠実に対応していたため、先方のスケジュールの都合のおかげで、こちらの肝心な仕事にブレーキがかかってしまっていた。しかし、これからは事前にアポイントを取って、面談テーマも事前にメールしてもらう。面会の必要性があまりなければ、丁重にお断りする。これで仕事の効率は 20 ~ 30%アップすること間違いなし。 あるとき、生産性が低いと言われているA子さんと個人面談した。 彼女のレイバースケジューリングをまとめてみると、原因は明確だった。人柄のいい、心優しい彼女は周囲の多くの人からお手軽に利用されていたのだ。お手軽に引き受けてくれるため、業務を渡す側の人も自分の仕事の効率化を考える必要がなくなる。お手軽に引き受けてくれる分、自分を磨くチャンスを失うのだ。 そこで、彼女への雑多な依頼項目を関係者で話し合い、整理整頓した。 そのときに浮かび上がってきた各項目のうち、不要なものをカット。必要なものでも各人に割り振りし直す。さらに残りの項目は仕事の少ない人、または新規採用したアルバイトに担当してもらう。こうすれば社内の月間効率は相当アップすること間違いなしだ。 とにかく今一度仕事の中味を精査し、社内外に働きかけて各自のコアタイムを確保しよう。 1人でじっくり考える時間が増え、自分磨きのスピードも上がる。そして社員 1人当たりの生産性が確実にアップする。
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