投資活動によるキャッシュの増減がわかる「投資キャッシュフロー」 続いて紹介するのは「投資キャッシュフロー」(投資 C/ F)です。 投資 C/ Fは、設備投資や固定資産購入によるキャッシュの増減を表すものです。いわゆる、設備投資や有価証券、固定資産などの購入や、売却による現預金の出入りを示します。 一般には、設備や固定資産を購入すると、現預金が減るので投資キャッシュフローはマイナスです。 たとえば、生産のための機械や設備、営業のための車両などを買ったときのことを考えましょう。この場合、 B/ Sの資産に計上されますが、購入費用の全額が P/ L上の費用になるわけではありません。 費用になるのは一部(減価償却費)だけで、キャッシュだけが出ていきます。 実際には全額支払っており、支払った分のお金が出ていくので、投資 C/ Fはマイナスです。ですから、利益が出ているのに手元にキャッシュがない、という事態が生じるのです。 逆に、不要な設備を売って代金をキャッシュとして受け取ると、投資 C/ Fはプラスとなります。
そして、「営業 C/ F」と「投資 C/ F」の合計が「フリーキャッシュフロー」(フリー C/ F)です。 フリーキャッシュフローは、会社の営業活動と投資活動を合わせたキャッシュの増減を表します。極めて大事な指標で、言うなれば、会社の本業の活動による現預金の出入りということになります。
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