今日の事業の収益は赤字でない限り
社長にとって大した重要性はない。
人勿なのは、あくまでも
会社の将来の収益なのである。
過去の数字が優れているということは、過去において優れていたというこ
とであって、現在も将来も優れた企業であるという実証ではない。現在すぐ
れているかどうかは、企業の未来に対して、どのような決定がなされているか、
によって決まるのである。
未来に対する正しい決定がなされている企業こそ、優秀企業なのである。
いうまでもなく、その正しい決定とは、市場の変化の方向を正しくとらえ、
顧客の要求を見きわめてこそ、はじめて行えるものなのである。…
ボンクラ社長は、今年のことだけ考えて、未来を考えない。優秀な社長は
今年のことは考えず、わが社の未来を考える。今年のことは既に三年前に手
を打っているからである。
一倉定の社長学第2巻 「経営計画・資金運用」より
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