自分の性格に合わない事業には、
手を出さないほうが無難である。
新事業といっても業態が大きく違ったり、技術的に未知なものにいきな
り飛び込んだり、社長の性格に合わなかったりすると、どうもうまくいか
ないケースが多い。
人間というものは、急に大きな意識革命をしようとしても、なかなか一
気にはできない動物らしい。過去の経験や考え方が障害になってしまうの
である。性格も急には変えるわけにいかない。
とするならば、そのような大きな意識改革を要するものや性格に合わな
い事業には手を出さないほうが無難である。何も自ら苦手の分野に乗りこ
んで苦労することはない。自らの企業の特質を生かす事業、自らの性格に
合った事業を見つけるべきである。
一倉定の社長学第4巻 「新事業。新商品開発」より
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