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「世の中になくてよいもの」は、高収益を期待できることを知れ。
世の中になくてもよいものは、顧客が値段のことをあまり言わない。
本人の好みに合ったものならば、値段は二の次だからである。おまけに、こうした商品はマーケットがあまり大きくない。そのために人々の注目をひかない。
多くの人々は、「たくさん売れるもの」に魅力を感じる。「市場が大きい」というだけで、たくさん売れ、儲けも大きいと思いこむらしい。
沢山の人が手を出し、過当競争に陥り、低収益に泣くことになるのである。
高級品になると収益性もよくなるし、過当競争も緩和されてくるものだ。
だから、中小企業のねらいは常に高級品にあるというのが私の年来の主張である。
大企業とは競合せず、他の中小企業もあまり目を向けず、高収益を得られる結構な事業こそ「世の中になくてもよいもの」なのである。
一倉定の社長学第4巻 「新事業・新商品開発」より
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