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いたずらに脱下請けを目指すことは、自社の強みを捨てて、あえて競争力のない分野に飛び込んでいくことにもなりかねない。
事業の形態は「見込み事業」と「受注事業」の2つに分類されますが、どちらかが優れているというわけではありません。
それぞれの長所に学ぶところがあるのです。受注事業の典型である下請けも同様です。
「下請けは良くない」と一律にとらえてしまうことは妄想にすぎません。
まずは、得意先の言いなりになっている体質をあらためる。技術やノウハウ、得意先との約束を守るといった基礎体力をしっかりつけ、この下請け、協力工場が存在しないと機能しない、と思わせる企業の強みを確立することが先決です。
親会社が行なうべき研究開発、前工程、後工程の一部まで自社に取り込んで、自社ノウハウを組み込めば、簡単には仕事がなくなることはありません。
脱下請けを考えるのは、その次の課題です。
「会社の病に効くクスリ」より
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