これは改めて読者の皆さんに説明をする必要もないことかもしれない。
社長の周りには、毎日毎日、実にさまざまな出来ごとが起こる。個人的なことから会社の
内部のこと、外部のこと、業界のこと、地域のこと、社長に課せられた本当の役割を果たせ
ば果たすほど多忙となり、大勢の協力者にかつがれた御神輿にいやがおうでも乗らぎるをえ
なくなる。そのただ中で、問題の本質を見抜く目が曇るのではないか、と自戒の念を込めて
ここに一項目として挙げている次第だ。
長期計画での行動基準。判断基準だけではなお不十分で、社長自身の物事をみる目の強化、
洞察力の絶え間ない養成が必要だ。
そのためには死ぬまで勉強だと思っている。自分の経営領域の外にも、好奇心のそそられ
る、思わずのめり込みそうなさまざまな考え方や手法や生活や文化などがあるはずだ。わた
しのなかの世界は、それらに比べれば、何と狭い、小さなものだろうか。限られた視野から
群盲象を撫でるようなことにならないように、少しずつでもわたしの視野を広めていこうと
努めているわけである。
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