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非同族の登用と同族の人事

優秀な他人には、地位をあげる。

優秀ではない同族には、禄をあげる。地位ではなくて、相応の金をあげる。繰り返すが、優秀でなければ、同族といえども地位にはつけないのが正しい配慮である。

それが、逆になっている場合が多い。ひどい同族会社では、優秀な他人に禄も地位もあげないところがある。大体の会社が、給料は結構あげるが、地位はあげない。絶対に役員にはさせないという会社もある。そんなやり方は、だめに決まっている。考え方が全く逆である。

優秀な他人には、地位をあげると書いたが、地位をあげるためには、その人間にそれ相応の見識がないとだめだ。もちろん、禄は稼いだことに対してあげていい。戦いで勲功を立てた者に対しては、それに報いるために禄をあげる。しかし、その人に見識がなければ、部下は使えないから、どんなに勲功を立てても地位はあげない。魅力がなければ、部下はついていかない。ついていかなければ、人は使えない。魅力がある他人であれば、必ず地位をあげてほしい。以上をまとめると、次のようになる。

同族会社の一番の問題は、身内の争いである。争いを上手に処理するには、優秀な他人を上手に採用し、活用することが一番大きなアドバイスである。

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