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「創業の任」と「守成の任」

『戦争論』を書いたクラウゼヴィツによれば、歴史に残っている戦争は、三百八回ある。三百八回の戦争のうち、攻撃で勝ったのが三百回、守備で勝ったのが八回だ。つまり、攻撃をしないと、ほとんど負けるということである。守備で勝つことは滅多にない。

現代は、資本主義社会で競争が原理だが、ウエートを攻守のどちらに置くべきかと言えば、業績が悪ければ、もちろん守りではなくて、攻撃をする。その最たるものが、増客である。

ここでもう一度確認するが、攻撃には三つの項目があった。①増客すること、②売価がより高く、粗利益もより多い商品を売る、あるいは、安い商品なら数量を余計に売ること、③経営態勢を整えること、この三つである。

業績を伸ばすためには、攻撃にウエートをおく。いまの三倍、三倍の増客をすれば、売上が伸びていく。「攻撃こそ最大の防御」だ。

その「攻撃こそ最大の防御」を推進していくためには、カリスマ性が必要である。社長自らカリスマになる。人は、自分にない強さをリーダーに求めるものだ。教祖様になるということだ。すべてに強力な推進力を持った人間になる。

そのためには、まず第一番目に、性格の中に先見性を豊かにすることが必要である。

二番目に、戦闘力を豊かにする。ライバルを強く意識することだ。

二番目に、異常性、要するに、鬼や神のごとくならなければいけない。特に、事業の創業期には、異常性が強くないとだめだ。根性とか、粘りとか、健康とかも人並み以上であることが大事である。

四番目に、行動力が並はずれて豊かである。

五番目に、説得力も強くなければいけない。

六番目に、たった今、鬼や神と言ったが、恐怖性、恐れられるものを持っていないといけない。

以上の六つのことを身につけていくことが、カリスマ性を身につけていくことになる。カリスマは、非常に個性的である。異常性とか、常人では考えられないぐらいの強い精神力とかが、カリスマの基本をなしている。強い個性を身につけ、「攻撃こそ最大の防御」を推進して欲しい。

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