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数字ではじくコンピューターと、経験や直感で判断する「カン(勘)ピューター」を同時に駆使する。
経営計画はとことん悲観的に考えるのが、私の危機管理術と前述したが、しかし何を根拠に最悪の事態を予測するのかと問われると、これはもう長年の勘としか言いようがない。
ただ、どんなに客観的な数値を集め徹底的に分析しても、確実な決断というものはない。よって経営者は、客観的な数字をもとに論理的に考え抜きながらも、最後は己の勘を信じて決断を下すことが大事なのではないか。
大事なことは「楽観的に考えないこと」、そして「どんなに先行き不透明でもとにかく自分なりに決断すること」の2つだ。この2つを守りながら経験を積んでいけば、自然と頭のなかのカンピューターの精度は上がっていくはずである。
佐藤肇「決断の定石」CDより
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