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【6ー9】情報への接し方

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経営者が、情報やデータを鵜呑みにするほど怖いものはない。

これまで通用していた前例が通用しない事態が増えている昨今、社長は「自分の頭で考える」ことを面倒くさがってはならない。

私は提供された情報をそのまま鵜呑みにしたり、多数派の意見に流されることを避けるために、「必ず情報を深掘りする」、そして「提供された情報よりも悪くなると予測する」ことを常に意識している。

たとえば、景気の現状と先行きを予測する日銀短観に、「これから景気は10落ちる」と書かれていても、「10落ちるといっても業種の差があるから、内訳はどうなっているのか」と調べたり、「他の情報も総合的に見て、20落ちても大丈夫な計画を立てよう」という具合に、提供された情報をもとに考え抜く。

自分の頭で考える労力を惜しむと、結局は「あっちのニュース、こっちのデータ」と右往左往し、挙句は前例踏襲しかできない経営者となり果てるからだ。

佐藤肇「決断の定石」CDより

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