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「ヒトの採用」と「設備の導入」だけは、どんなに少額でも社長が決裁すること。
わが社では、ヒトの採用と設備の導入に関しては、すべて社長の決裁を要する仕組みにしている。
それは、設備もヒトも、20年、30年と関わりあうもので、景気が悪くなったからといって簡単に手放せないからだ。
したがって、設備投資はわが社の年間予算30億円分、数十点に及ぶ一つ一つすべてを社長がチェックする。
ヒトの採用についても同様に、時給1000円以下のパートもすべて社長決裁だ。しかも、電子決済のようなワンクリックではなく、紙の申告書をわざわざ作って慎重にやる。
上場企業のトップが、時給3ケタのパートの採用までチェックするのかと驚かれるかもしれないが、機械設備の導入とヒトの採用については、きっちりとした一定の基準値をもち、その基準値の範囲内でやれるかどうかを社長自身が見ていかないと、カネは自然と消えてなくなっていくのである。
佐藤肇「決断の定石」CDより
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