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【2ー10】過去の数字が語るもの

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過去5年の傾向を見れば、たちどころに打ち手が見えてくる。

自社の過去5年の傾向を見れば、将来の自社の姿が鮮明に見えてくる。

私の経験から言って、会社の業績というのは、ノコギリの歯のように毎年ギザギザと上がったり下がったりせず、上昇にしろ下降にしろ、とにかく傾向というものがある。

たとえば経費ひとつとっても、増え続けた経費は何もしないかぎり増え続けるし、減り続ける売上や利益は、何の手も打たないかぎりは減り続けるものだ。

ゆえに、事業の将来を考えるときは、まず5年前まで遡り、「この事業は上がり調子か、下がり調子か」と趨勢を見れば、打つべき手が必ず見えてくる。

ちなみに、「過去3年でも傾向はわかる」と言われる方もいるが、3年では短かすぎる。先読みの精度をより高めるには、やはり5年分の傾向を見る必要があるのだ。

佐藤肇「決断の定石」CDより

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