MENU

五年後に売上倍増をめざす

夢がなければ、社員は頑張れない

経営計画書に、長期事業構想書があるのは、人は誰しも、夢無くしては努力はしないからです。

売上10億円で、部長が3人、課長が10人いる会社が、売上を五年後に30億円にする長期計画を発表すると、社員は単純にこう考えます。

売上が倍になるのだから、部長は6人、課長は20人になる。

そうすると、課長はもしかしたら、自分も部長になれるかもしれないと思い、主任はもしかしたら、自分も課長になれるかもしれないと思う。

実際はそんなに増えません。けれどこうした小さな錯覚で社員は努力できる。給料が安定的に上がる、昇給のチャンスがあると思うから頑張る。

私は長期事業構想書を作り、5年で売上倍増の長期計画を発表した時、部長は私にこう言いました。

社長、ほんとに達成するんですか?達成しないに決まっているだろうと答えるとやっぱりと納得したのです。

ところが多くの社員の予想を裏切り、五年後に売上は倍増しました。なんとかして達成すると決定し、努力をした。新規事業を立ち上げ、不足分の売上を補った。その結果として、本当に売上が上がった。

毎年、長期事業構想書を書き換えています、毎年客観情勢は変わるので、長期計画も毎年見直すのが正しい。現業の拡大だけでは売上目標を達成しないことが明らかになりました。そこで私はどうしたか。新しい事業をつくることを決定した。

目算があっただけでも、具体的な事業内容が決まっていたわけでもなく、苦し紛れに新規事業をやると決めただけです。けれどなんとかしなければいけないという危機感が人を動かすのです。

五年で売上倍増をめざす理由

今と同じやり方では会社は成長しないことに気づいてもらいたいからです。五年で売上倍増の目標を設定すると、毎年15%ずつの売上増が必要になります。現業でどんなに頑張っても5%しか増やすことができないとしたら、新しいこと(新しい手法や新しい事業)を始めるかもしかありません。

不採算部門から撤退するとか、IT化を進めて効率化を目指すとか、営業を強化するとか、新規事業をはじめるとか、なんとかしなければいけないと思えば、人は何とか努力するものです。

長期計画を作った半数以上の社長は(6、7年かかることはあっても)計画を達成しています。できると信じて努力を続け、従来のやり方にとらわれず、人を真似、新しい考え方を取り入れた。

長期計画は五年後の自社の姿を決めるものではありません。五年後の目標を達成するために今日何をすべきかを決定するためにある。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次