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第 13章 人間性を見られる会食のマナー

目次

ビジネスを円滑に進めるためにも重要

社会人になると上司と同席して会食をする機会も出てきます。営業職であればなおさらです。

会食はビジネス。取引先と食事をするということは、以降の仕事を順調に進めたいと願う目的があってのことです。

目的が達せられるよう、相手を不快にさせたり、上司や会社の顔にドロを塗ることがないよう、会食のマナーも知っておきましょう。

会食のスマートな手順

①会食を申し出る

「一度、お食事でもいかがですか」と日頃の感謝を込めて会食の意向を伝えましょう。相手の都合のよい候補日を 2、 3日あげていただき、同席する上司や先輩の都合も合わせて調整します。

②お店選び

会食が成功するかどうかはお店選びで決まるといってもいいでしょう。

上司からお店選びを任されたら、目的や予算を聞いて、最適なお店を選びます。可能であれば一度下見に行っておくと安心です。招待者、同席者の好みを伺い、取引先からのアクセスも考慮します。目的によっては個室の有無も確認しましょう。

③お店の予約

お店を決めて、上司の了承を得たら予約をします。

コース料理を予約しておくのが無難です。相手の苦手な食材やアレルギーなどがあれば事前に伺いお店に伝えておきます。

最近ではインターネットで予約ができるお店も多いですが、細かい情報を得られたり、こちらの要望を伝えやすいので電話での予約がおすすめです。

予約ができたら上司に報告し、相手に店名、日時、場所、アクセス方法、当日の出席者を知らせます。

④会食の準備

前日までに支払い用の準備金を用意しておきます。カード払いを予定している場合はカード支払いが可能かお店に確認しておきましょう。

手土産を用意するなら前日までに。手土産はかさばらないものが良いでしょう。

⑤会食でのお出迎え

相手を出迎えるためにお店には 15分前には到着しておきましょう。相手が到着したら全員で出迎え、上位の方から順に上座に座っていただきます。

⑥会食スタート

会食は楽しく食べて終わりというわけではありません。その後の会計やお見送り、場合によっては二次会のセッティングやタクシーの手配まで、やるべき事が山積みです。

「飲んでも飲まれるな」という気持ちで同席します。

会話は仕事の話しばかりにならないように、相手の趣味や、最近の話題も織り交ぜて場づくりを。目上の方からお酒をすすめられたら両手で受けます。

相手のグラスの飲み物が半分ほど空いたら「いかがですか?」と注ぐようにします。飲み物がきれそうになったらさりげなく追加の注文をします。

⑦会計

相手に気付かれないようにスマートに行います。会食が終盤になったら化粧室に立つふりをして支払いを済ませます。テーブル会計のお店では、相手がトイレに立ったタイミングで済ませます。

あるいは、予約時、お店にテーブル以外での会計をお願いしておきましょう。クレジットカードを使用する場合は会社のカードを使います。領収証は必ず会社名でもらいます。

⑧お見送り

手配をしておいたタクシーにご案内し、タクシーチケットを渡す場合は事前に封筒に入れて用意しておきます。手土産もこのときに渡します。

会食で気をつけたいマナー

◎食事のタブー

  • 口に食べ物が入ったまま話す
  • 箸、ナイフ、フォークの扱い方に気をつける
  • 大声でお店の人を呼びつけたり、粗野な態度でお店の人に接する
  • 食事中に髪の毛に触る
  • テーブルに鞄を置いたり、肘をつく
  • 周囲のペースを考えずマイペースで食べる
  • お店の人に許可なく料理の写真を撮る
  • 煙草を吸う

◎会食でのNG会話集

  • 特定の人とだけ話す
  • 相手を質問攻めにする
  • 不平不満を言う
  • 人を中傷する
  • 政治、思想、宗教の話

会食のマナーのまとめ

  • 会食は「飲んでものまれるな」、やるべきことが山積み、お見送りまで油断せず
  • 手元は目につきやすいパーツ。箸、ナイフ、フォークの扱いは気をつけて
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